乳がんと闘病中のくりた陸、家族との日々を綴る読み切りがフォアミセスに

「娘とともに…」扉ページ用カット

「ゆめ色クッキング」や「くじらの親子」で知られるくりた陸の読み切り「娘とともに…」が、本日7月3日発売のフォアミセス8月号(秋田書店)に掲載された。

「娘とともに…」は乳がんが再発し、闘病中のくりたが家族との生活を振り返った自伝作品。娘が小学校6年生になった頃、乳がんと告知されたくりたは、不安に襲われながらも治療を続け、娘や夫とのかけがえのない日々を過ごしていく。100ページにわたる本編のほか、6ページのショートエッセイ「『娘とともに…』を描き終えて」も収録された。くりたはこの作品の制作過程でも入退院を繰り返し、左目を失明しながらも描ききったという。

なお9月15日には「娘とともに…」のほか、最初にガン宣告を受けたときのことを綴った「陽だまりの家」が併せて収録された単行本「~乳がんに襲われ余命宣告を受けた少女漫画家の家族への手記~陽だまりの家」が発売される。